旧薗村に属し組印は「瓢箪」で、獅子舞を奉納する。
戦前までは戸数も少なかったが、戦後急速に発展し、現在では大所帯の組である。明治頃までは式順も三番で、五反大じるしにも「三番」と記していたが一時祭礼を退き下組が三番となった、その後、屋台を作り再び参加したが、御坊町の後に就いた。獅子舞も御坊町より伝授されたと言われ、御坊町と紀小竹組だけが獅子頭の黒い雄獅子である。
 伝説によると紀小竹の地名の由来でこの付近は昔小さな竹薮が点在していた為「紀の小さな竹藪」から紀小竹、また北新地付近は昔ひょうたん畑で大阪・和歌山に出荷していた故に組印を瓢箪にしたと伝えられているが定かではない。

き     し     の    ぐみ