旧御坊村に属し、組印は「鳥居」で、獅子舞と奴踊りを奉納する。
 県無形文化財の「けほん踊り」も御坊町の奉納芸である、組印は鳥居だが四つ太鼓の天幕には蛇が刺繍されている。御坊町は本願寺日高別院と深くかかわった町で、日高別院は元は松原村の吉原にあり(現在松見寺の地)吉原坊舎とよばれていたが、天正十三年の兵火に焼かれ、翌年に薗浦の椿原(現御坊町古寺内)に仮の薗坊舎を建て、十年後の文禄四年(1595)に薗村と島村の荒地を譲り受け、ここに薗坊舎を移し日高御坊舎を建て、その門前町として誕生したのが御坊町である。古来より商工業が栄え日高の中心地となっていた。
御坊町は地下内を更に東上・東下・中上・中下・西上・西下・古寺内の七組に分け個々に運営し、大道具(四つ太鼓)・屋台(獅子舞)・奴踊りを持ち回り当番制にしている。江戸時代より人口も多く裕福で祭りも当初より参加し、四つ太鼓も古くより存在する。

ご     ぼ う   ちょう