幟(のぼり)

幟は各組事に十数本持ち、各組の境界に立つ境界幟、宿や会場に立つ宿幟、それに式中に立てる幟等がある。幟の事を「しるし」とも呼び文字どうり組の看板とも言うものであり、道中や宮入りでは常に先頭である。仕立て幅により、二反幟・三反幟・五反幟の三種がある。特に五反幟は組印の役目をし、各組名等が染め抜かれている。
幟は天上の神様に祭りの始まりを知らせ、降臨して頂く目印として立てるものであり、上につける青笹は神の依代としての意味で付けられている。
御坊町 東薗組
上組 中組