愛媛県西条市 西条祭だんじり 
伊勢神宮式年遷宮お木曳行事記念 奉祝運行

平成十八年十一月四日

西条祭のだんじりが三十二台、伊勢の地で運行されました。
だんじりと言えばコマが付いて「曳く物」というイメージですが、西条のだんじりは昔から担いで運行します。
(現在では一部コマで運行する部分もありますが)

では、組み立てから運行の様子を紹介します。 


午前9時 宇治浦田街路広場
 すでに、だんじりの組立てが始まってました。



だんじりの部品が収納された箱

組立ての様子
まず、収納された箱からから各部品を出します。

各部品を丁寧に並べて準備します。



蛇の彫刻のアップ



夜運行の提灯も準備されます。中はろうそくです、電球の光では味わえない明かりを演出されてます



並べられた各部品


まず、土呂台の組立をします。



担き棒を取り付けた後、土呂幕を装着



その横では同時進行で2層目から上の部分を組立てます。



さらにその横では屋根の組立てが




2・3・4層目が組み上がって来ました。



膨大な部品も残り僅か



いよいよ屋根の取り付け




彫刻を残して組みあがった2層目から上を土呂代の上に載せます



彫刻を取付け、上幕を張り、見事な西条だんじりが組みあがりました。



組立て中のだんじりの傍で既に担いでるだんじりも出てきました。



見事な差上げ!


絢爛豪華で細密な彫刻



お世話になった下町南だんじりも見事に組みあがりました
彫刻も素晴らしいですが上幕の刺繍に圧倒されました



いよいよ運行
おはらい町を行きます



新町四つ太鼓も通った素晴らしい町並みの中で



内宮での奉納後 外宮まで運行
途中の各町会で歓迎の振舞いが



外宮手前で夕飯 その後に提灯が付けられて



幻想的な光景でした



午後1時から始まった運行も10時頃終了 長時間でしたが、体感的にはあっと言う間でした。



最後に応援に駆けつけて頂いた伊勢本町の方々を交えて記念撮影


初めての西条だんじり運行を実際に見て、写真やビデオとは違う迫力と、西条の祭金太郎さんたちの心意気を見せてもらい、非常に満足した一日となりました。行って良かったです。
HPを見てくださった方には、一身上の都合で奉納担ぎの画像が取れなくてアップ出来ず申し訳ありません。

最後になりましたが下町南の皆様、大変お世話になり真に有難うございました。